自己満考察

以下の文章はすべて私の主観で書かれたものです。キムソクジンさんに対する贔屓がすごいです。なので、読んで下さる方は「ここは違うのではないか?これはおかしくないか?」などの批判的な目で読んで下さると幸いです。

あっそれと、キムソクジンさんという言葉でゲジュタルト崩壊しそうになると思うのでお気をつけて……


1.はじめに

別に音痴ではないけれど特別上手という訳でもないし、ダンスはJ-HOPE、ジミン、ジョングク、ラップはRM、SUGA、J-HOPEがいる(J-HOPE氏つよい……) この時点でアイドルそしてアーティストとして強みとなる分野で、キムソクジンさんは他のメンバーに劣っています……
ここで彼はお顔が良いという強みがあるではないか!という声が出てくると考えられます。たしかにお顔はめちゃくちゃ良いです(即答)(断言)ですが、お顔が良いメンバーは他にもいます。そう、世界一位のVという存在が…
(ちなみにキムソクジンさん以外にもお顔が良いメンバーがいるよってことを伝えたかっただけなのでここでは世界一位と書きましたが、それぞれみんなの中にいる世界一位は違って当たり前だし、あのランキングは自称映画評論家が主観でつけているだけで個人的にはノミネートされた芸能人は巻き込まれているだけのように思っています。)

また、そのほかにも6人は彼より優れた部分をたくさん持っています。それでも、やっぱり私は6人ではなく、キムソクジンさんを目で追ってしまいます。これはなぜなのか…
彼のいちばんすきなところであり、ファンになった理由である、お顔が良いというところを除いて考えてみました。

 

2.キャラクターの変化

BTSのなかで"大人"っていうとRMとかSUGAのイメージが強いと思うんですよ、知らんけど。でも彼らより歳上である、我らがキムソクジン氏は過去のインタビューで「レプモンとシュガが落ち着いた兄としての役割を果たしてくれているから、僕はもう少しフランクで明るい雰囲気を作ってあげたい」って答えているんですよね…すき……
だってデビューしたての頃の、大人しい性格のビジュアル担当というキャラクターではなく、自ら新しいキャラクターを作って演じることにしたんですよ?しかもそのキャラクターとは上下関係が厳しいといわれる韓国では、より精神的に負担にかかりそうな、年下からいじられるおもしろ担当に。既に兄としての役割を持つメンバーがいるから、自分はキャラクターを変えてグループのバランスを保つことで自分の役割を果たす。RMやSUGAとはまた違った、"大人"のキムソクジンさん…すきだ……

3.ナルシストキャラ

また、キムソクジンさんは、2017年のFESTAで「みんなに勝てる僕の魅力は」の回答欄に「自尊心」と書くぐらい自他共に認めるナルシストとして名を馳せています。
なぜ彼がナルシストキャラになったのか。その理由は彼自身が持っているものの中でアイドルとして生きていくのにいちばん武器になるのが彼のお顔だったからではないかと思います。

彼を除く6人にはデビューしたてのときからアイドルとしてわかりやすい担当があったように思います。簡単にいうとRMはみんなを引っ張るリーダー。Vはいわゆる四次元キャラ。ジョングクは多彩多能な末っ子。
これに加えて、日本でのインタビューや出演した番組を見ていただければ一目瞭然なのですが、当時、受け答えを沢山していたのはSUGA、笑いを取ったり盛り上げ役を務めていたのはJ-HOPEやジミン。はっきりいって私の推しは、落ち着きのあるイケメンであり、それ以上でも以下でもなかったため、初めて見る人にはなにか物足りない人だったのではないかと思いました。

しかも他のメンバーはラップ、ダンス、歌唱力、作詞作曲、表現力などなどそれぞれ自分の才能を発揮していきました。そんな中でキムソクジンさんは、自分自身の中でいちばんアピールできることは何なのかを考え、その考え抜いた答えこそが、デビューのときから自己紹介で言ってきた、ビジュアル担当という部分だったのかなと思います。

あえて、自分の顔はかっこいいと他人に言うことで、常に顔のコンディションが最高の状態でなければならない状況を作り上げ、磨きをかけていく。"クールなキムソクジン"という殻を自ら破ってナルシストキャラになりきり、それによって自分の顔により自信をつけ、最大の武器にする。これこそがナルシストキャラが作られた理由なのではないかと思います。2013年時点ではジミンが一番の自信家・ナルシストって言われてたのを考えると、今ではキムソクジンさん、ナルシストキャラを完全に自分のものにしてる…すごい……


4.いじられる最年長

キムソクジンさんのキャラクターといえば1で書いたように、バラエティが得意なおもしろ担当であり、"メンバーからいじられても怒りを笑いにすることで自分も周りも笑顔にする"っていうくだりも付随して見ることができます。当たり前の光景になっているけれど、これって相当すごいことだと思いませんか…?

メンバーからいじられる例としてダンスを挙げてみます。ダンス初心者だった彼が、メンバーに迷惑をかけないように、グループの穴とならないように、どれだけ努力しているか考えただけで胸が痛くなります。最近でいえば防弾会食で「No More Dream の場合も1日に10時間ずつ数ヶ月練習した」と発言しており、この発言だけで血の滲むような努力をしていることがわかります。

そして、こんなに努力をしても年下のメンバーのようには踊れないという事実を受け止め、認めて(きっとこれが精神的にいちばんクると考えられる)、踊れないからといって手を抜くのではなく、メンバーが罪悪感なくいじれる最低限のラインは達成する。これによってダンスが下手という欠点をトレードマークに昇華し、実際にいじられたときにはきちんと笑いを取る。この流れってかなり精神的に疲れると思うのに、サラッとやってのける…すごいですね……

余談なのですが、彼の怒り方って、怒りを爆発させるというよりは自分の意見を強く言ってしまうと、年下のメンバーは縮こまってしまう。なので大げさに言うことで相手に"自分の考えを伝えつつ"絶対に険悪な雰囲気にさせない、そして相手が怒られて不機嫌にならずに済むという高度なテクニックが盛り込まれています、きっと、知らんけど。こんなテクニックを普段からサラっと駆使して笑いも取ってしまうキムソクジンさん推すしかない……

 

5.笑いと幸福の関係性

3の最初でも書いたように、彼は怒りを笑いに変えます。
ここで彼の過去の発言をみてみます。
「幸福とは今笑っていること。人は幸せな時笑いが出るでしょう。僕はいつも幸せの為に雰囲気を明るくして僕だけじゃなく皆が幸せになるよう一生懸命努力しています」
このように、彼にとって笑うことは幸せと直結していることがわかります。ただでさえいじられることでメンタルがやられてもいいのに、それに加えて怒りを笑いに変えて自分も周りも幸せにするという好循環を自ら生み出しているんですね…

 

6.精神構造

ここまで読んで下さった方がいらっしゃったら聞きたいんですが、彼の精神構造がどうなっているのか不思議に思いませんか?
いくら幸福と直結しているからって自虐をすることも厭わないキムソクジンさん…

ここでいくつかの発言をみていきたいと思います。

「ストレスを受けない。寝て起きたら全部忘れる。もちろんストレスをたくさん受けることもあるが、一日寝て起きたら何もなかったように忘れる。」
「僕は性格なのかもしれないですけど、あまりくじけそうになることがないんです。もし、くよくよしてしまったとしても1日寝たら忘れちゃいますね。」

まあ似たような回答なんですけど、この2つから、たとえ彼の心の中に何かしらの重荷があったとしても簡単に消化してしまうことが考えられます…ほんとにすごい……継続して精神的に疲れてしまうところを、自然に最小限にすることができる、これは彼だけの特性だ……

この発言も面白かったので載せます。
Q.限界にぶつかった時の克服法はありますか?
「これといった方法はないんですけど、やるだけやってみて、それでもダメだったらまず休みます。忘れるまでずっと休んでほったらかしにします(笑)そうすると、自然と自分のなかで解決していることが多いです。」
いや、すごくないですか?自分のなかで解決方法があるそして自分のなかで解決していることが多いと自覚している経験があるから限界にぶつかっても焦ることがないとか最強すぎません??これが常に心に余裕があるようにみえる要因の1つなのでしょうね…キムソクジンさんすごいなあ……

それと、ここで言っている限界の1つとして、ダンスが挙げられると思います。そのダンスについて、防弾会食での発言が印象に残ってて、
「先天的に無理なものは仕方ないから 例えばダンスみたいな部分」
「本当にこの程度しか出来ないのであればそれは本当に仕方ないことだから」
限界を感じたときキムソクジンさんは"潔く諦めている"んですよね。諦めっていうとネガティブな言葉に聞こえるかもしれないんですが、いつまでも自分のなかで悩むのではなくダンスができない自分を受けいれ、まあこんな自分もいるよなって割り切っているようにみえます。キムソクジンさんの物事に対する考え方って未練が残らないようになっているのが面白いですね…


また、話しが若干ズレますが、キムソクジンさんのポジティブシンキングも特性の1つだと思います。彼はさまざまなところで人生とはポジティブに生きていくものと発言しています。文字通り寝る暇もない忙しい日々を前向きに捉えてきちんと有り難みを感じられるところやこのような日々が幸な人生だと言い切っているところが良いですよね…

 

7.1人の人間として

まず、2014年のあるインタビューを紹介します。

Q.韓国でのデビューからは6月で1年が経ちましたが、これまでを振り返って「防弾少年団3大ニュース」を教えてください。
RM:1.新人賞
          2.韓国・日本でのファンクラブ創団式
          3.日本デビュー

RMがこの3つを答えたとき他のメンバーも同じ意見だって言ってたんですが、キムソクジンさんだけは「SUGAが盲腸になって年末のステージに出れなかったことも防弾少年団としては大きなニュースでした」って答えていて。
これ見たとき、最初はSIN大好きマンとしては美味しいなあって思ったんです。
でも考えてみると、RMが挙げた3つはすべて、新人アイドルとしておめでたいことだから選んでいるんだろうなって納得できるんですよ、それに対してキムソクジンさんが答えた内容は、たしかにメンバー全員が怪我せず健康でいるのが一番だけど!それでも普通3つしか選べないときに喜ばしいことではないのを選ぶか?!って疑問に感じて。
キムソクジンさんは、自然と感情が生まれる出来事が起こったときに、芸能人(BTSの一員)ではなく、一般人(1人の人間)としてのキムソクジンの感情を大切にしているのかなと思いました。
私の個人的な考えからすると、芸能人ってオフのときでも"完全な一般人"になることって難しいと思ってて。特に彼らは常に音楽と向き合っている生活を何年も続けているからより難しいはずなんですよ、きっと。そんな中でキムソクジンさんだけは一般人と変わらないんですよ…きっと……

これに関連したインタビューをもう1つ挙げてみます。
Q.これまでさまざまな試練や困難を乗り越えてデビューへの道をつかんできたと思うのですが、今でも忘れられない辛かったことや大変だった出来事はありますか?

この質問に対してキムソクジンさんは
「僕は、周りの友達が軍隊に行ってしまったり、練習生のときに両親に会えなくて寂しい想いをしたことです。」と答えています。
キムソクジンさんと同じく練習生のとき辛かったと答えたSUGAはあくまで
「ハードなレッスンで毎日体力的にも精神的にも辛かったのに、さらに学校に通いながらレッスンを受けていた」と言っていて。
練習生として辛いといえばSUGAのようにレッスンが出てくるのがきっと普通なのに、キムソクジンさんはレッスンの厳しさ(辛いという感情)より両親に対する寂しいのほうがつよいんですよ…
これこそまさに先ほども書いた、芸能人としてではなく一般人(1人の人間)として感じることに重きを置いていることがわかるインタビューではないのかなと思います。

それと、すみません、Twitterで見かけただけで記憶が曖昧なのですが、今年思い出に残ったこと としてたしか、J-HOPEの両親の引越しのお祝いに行ったことって答えているんですよね。これも全く同じことが言えるのではないかなあと思います。(ソースを早急に探します…すみません…)

 

8.これからもずっと一緒に

キムソクジンさんの家庭では「人を蹴落としてまで成功することに意味があるのか。人生を楽しく生きられれば幸せなんじゃないか」という教えがあって、
この教えが影響しているなって感じたインタビューが、
「今とても忙しい人生を送っているが、そんな中でもいつまでも余裕を忘れずに気楽に生きていきたい」です。

性格の悪い言い方をすると、BTSがアイドルとして成功するということは少なからずその裏で他のグループが潰されているんですよね。もちろんBTSがすごいとか、他グループが頑張っていないとかそういう話じゃなくて。
この前も「同時期にカムバしてしまうとBTSの楽曲がチャートを独占してしまうために他のグループは時期をずらす」的な記事を見かけました。アイドルにとって一位を取ったり大賞を取る、つまり結果を残すことはとても重要だと思います。
だからこそ、キムソクジンさんの「気楽に生きていきたい」っていう言葉はアイドルとしてはどこかのんびりとしているように思えて。(しかも2015年の時点で言ってるんですよね)
たぶん彼にとって結果も大事だけど、それよりも「人生を楽しく生きられれば幸せなんじゃないか」という教えを(無意識なのか意識的になのかわかりませんが)忠実に守ることが大事なのではないかと思います。
burn the stageで
ビルボードで一位になりたい とても大きな会場で公演をしたい これも僕達の夢の中にあるものですが、それよりももう少し個人的にいうと このメンバーたちと一緒にこれからもずっといい公演をすることが夢です」と発言しているんですね。

(無理にこじつけている、わたしの勝手な考え方が続いていますが許してください…)

これって「人生を楽しく生きる」条件が、"メンバー全員がずっと一緒にいること"なのではないかと思います。
キムソクジンさんはBTSで好きな歌詞として「留まっていたい もっと夢を見ていたい」と答えており、
burn the stage でも
「新しい夢に向かっていかないといけないんだけど、僕もメンバーと一緒にいたいんです。それが僕の夢です」
「こんなカッコいいメンバー達とずっと一緒に音楽をしながら公演することが僕の夢です」などと発言しています。
キムソクジンさん…ずっと一緒にいてほしいですね…

 

9.エモい(?)発言集

キムソクジンさんのエモい(?)発言集から感じたことを書いていこうと思います。

インタビューでお金で買えないものを聞かれた際に他のメンバーは時間や健康、愛と答える中で、キムソクジンさんは「才能かな。生まれつきのものだから」と答えています。
私はこれを見て、どれだけの努力を積み重ねても才能には勝てないこともあるという彼の一種の諦めのようなものを感じて泣けてくるなあと思いました(だいぶ妄想です)

また、Run!BTSのEP.40で正月を迎えてグッドワードを書き、発表するシーンでキムソクジンさんは、人生で最も重要な部分の一つです と前置きし、「幸運の神が共にあることを。」と書かれた紙を見せながら「人生において、すべてが準備されていても運がなければダメな時もあります。」と答えています。これこそまさに達観して物事を考えている大人の考え方であり1人の人間としてのキムソクジンさんの考え方を垣間見えた瞬間ではないかと思いました。

EP.56では「世の中のすべてのことは疲れて当然だ。」「自然に逆らうことはできない。」と言っています。
キムソクジンさんがデビュー前を含んだ芸能人として過ごしたきた数年間はとても濃く我々が想像もできない辛さや苦しみがあったと思います。そんな経験を積んできた彼が口にすることで、これらは説得力のある言葉となり、精神的に疲れている人にとって全肯定してくれる言葉になったのではないかと感じました。

一つ目と二つ目の発言は、6の精神構造で書いた、キムソクジンさんが潔い諦め方をするときに無意識に使っていそうですね。


10.最後に

「キムソクジンさんは常に考え方が一貫していて彼自身の中のルールから外れたときにやっと感情的になる」
これについて書きたかったのですが、まだ彼のことを深く知れていないと感じたのでこの辺で終わります!キムソクジンさんのことを自分のなかで整理できた良い機会となったのでよかったです!


こんなにも長くて読みづらい文章を読んで下さり本当にありがとうございました(泣)